STU48 石田みなみさんは 2021年10月11日に23歳を迎えました。
生誕祭は、誕生日当日の「僕たちの恋の予感」公演(広島県 エディオン紙屋町ホール)にて、たくさんのファンが見守る中で開催されました。
テーマは『えん』
みいちゃんの23歳の生誕祭のテーマは『えん』。
みいちゃんが舞台・朗読劇・映画などのお仕事で挑戦した演技の『演(えん)』。
ラジオによって多くの方々と繋がった『縁(えん)』。
みいちゃんとファンが一体となるという願いを意味する『円(えん)』。
以下にご紹介する制作物はいずれもこのテーマをもとに話し合い、イメージを膨らませて制作しています。
横断幕
横断幕は、マンガの「コマ割り」をイメージしたデザインになっています。
マンガは、みいちゃんのレギュラーラジオ番組『STU48の瀬戸胸(水曜日)』のテーマでした。
このラジオ番組により、みいちゃんが趣味にしていたマンガが「声のお仕事」へと繋がり、さらには番組で紹介したマンガの作者さんからも多数の反応をいただき、新しいご縁がたくさん生まれました。
コマ割りの各コマには、この1年間の出来事の中からご縁にまつわるシーンをピックアップして収めています。
その中でも、コマから飛び出して大きく描かれたイラストは「第60回日本SF大会(SF60)」で朗読劇を演じるみいちゃんです。
1月末のAnimeJapanに登壇したみいちゃんによって発表された『READPIA x STU48の朗読劇プロジェクト』は、数ヶ月に渡る公開レッスンを経て、8月22日にSF60の大舞台で朗読劇『静かな時の上のほう-Silent Times Upside-』として披露されました。
台本を片手に朗読しているときの凛とした立ち姿と表情がとても美しく、私たちファンの記憶に残るものになりました。
そして、赤い筆記体の文字で描いた「Happy 23rd Birthday、Minami Ishida」は、みいちゃんとファンを結んでいる「運命の赤い糸」を表しています。
私たちがみいちゃんに出会えたことへの感謝と、これからもみいちゃんと私たちが一体となって歩んでいきたいという願いを込めました。
フラワースタンド&ウェルカムボード
フラワースタンドは、初心にかえり、シンプルなデザインにしました。
お花には、みいちゃんの推しカラーである黄色と白色をメインに、みいちゃんの好きなピンク色を加えて、全体を優しく淡い色合いになるように作っていただきました。
そして、お花の中央には、可愛らしい生地とレースの手作りのボードの上に、「Happy Birthday♡」の文字を「運命の赤い糸」をイメージしたワイヤーアートで描いています。
そして、ウェルカムボードは、ポップなデザインになっています。
みいちゃんが大好きな2匹お猫が仲良く「23」の形になっていて、2匹のしっぽはハートを作っています。
文字の色は、生誕祭テーマの「えん」にちなんで、「縁(ゆかり)の色」と呼ばれる紫系の色になっています。
花束・花冠
花束は、みいちゃんカラーの黄色と白色をベースに、クラッチブーケをイメージした可愛らしい形に作っていただきました。
初めて出演したダブル主演映画『酒蔵のむすめ』でみいちゃん演じる「秋江」が自身の結婚式シーンでブーケトスしていたのが可愛らしいクラッチブーケでした。
花冠も、花束とお揃いのイメージで、後ろには白と淡いピンク色の長いリボンを垂らして、可愛らしく仕上げていただきました。
また、花束・花冠に使用しているお花は、花粉が苦手な みいちゃんのために、すべてプリザーブドフラワーを使っています。今年は特にクラッチブーケらしさを出すために、本物の枝付きの貴重なプリザーブドフラワーを使っています。
お花はフラワースタンド、花束・花冠ともに「ORYZA」さんに作っていただきました。
フライヤー
この1年間に、みいちゃんが携わったお仕事は「本」に縁のあるものが数多くありました。
マンガの「本」、民話の「本」、お芝居・朗読劇の「台本」。
フライヤーは『本』をイメージして冊子タイプになっています。
各ページには、「みいちゃんの軌跡」「みいちゃんのご縁」を見開きで合計4ページ、メッセージボード3種を見開きで合計6ページ掲載し、少しばかり厚みをもたせて「本」らしさを意識しています。
表紙は、横断幕と同じマンガ風コマ割りで一年間を振り返る画像に、「Minami Ishida 23rd Birthday Party」の文字をシンプルに載せたデザインになっています。
裏表紙(公演演出)
フライヤー裏表紙には、ご来場いただいた皆様にご協力をお願いした公演演出の説明を掲載しました。
こちらも、マンガ風のコマ割のレイアウトで、公演セットリストの流れに沿って説明しています。
演出内容は大きく2種類。ペンライトカラー統一とメッセージボードです。
ペンライトカラーは、公演最初の『overture』から『チューしようぜ!』までは、みいちゃんカラーの黄色と白色に。
ユニット曲『キリギリス人』ではみいちゃんの好きな色の「ピンク色」1色でかわいらしく。
本編最後の『この涙を君に捧ぐ』では、この曲のイメージに合わせて白色1色に統一しました。
アンコールの『STUフェスティバル』では、再び推しカラーの黄色と白色で盛り上がりました。
メッセージボード(公演演出)
メッセージボードは、コロナ対策で声を出せない状況のなか、声を届ける代わりに掲げました。
自己紹介MCのキャッチフレーズでは、みいちゃんの「どこどこー?」の呼びかけに対して「ここだよー」、「みいのこと推してみいひん?」に対して「ひゅー」の2つのメッセージを切り替えて掲げることで、声援と同じようにメッセージのキャッチボールができました。
生誕セレモニーでは、メンバーのハッピーバースデーの歌に合わせて「お誕生日おめでとう」のメッセージボードを掲げました。
これらのメッセージボードも、マンガをイメージして「吹き出し」のデザインとなっています。
この年の東京オリンピック開会式で使用された国名プラカードも、日本のマンガ文化をリスペクトした「吹き出し」デザインが話題になっていました。「もしかして、オリンピック?」っと思った方もいたのではないでしょうか。
みいちゃんの軌跡
みいちゃんの軌跡として、22歳のみいちゃんの活動を見開きページを使って紹介しています。
初めての舞台『Selfish amity’s』から始まり、初の武道館コンサート、READPIA x STU48 朗読劇プロジェクト、『ありがとう!STU48号ツアー』、『STU48瀬戸内サマーツアー』、映画『酒蔵のむすめ』など、公演から声のお仕事、お芝居まで、これまで以上に幅広い活動で私たちを楽しませてくれました。
特に声のお仕事は、頂いたチャンスを持ち前の努力で見える結果として残すことができました。
初冠番組『STU48石田みなみの虹色えんぴつ』ではリスナーから寄せられた作文を温かく優しい声で朗読して私たちを癒やしてくれました。当初3ヶ月間限定の予定が延長に延長を重ねて10ヶ月間もつづき、朗読した作文は45篇にもなりました。
『瀬戸胸 x セトラブ』のコラボ企画「ひょうご民話ライブラリ」では、地元兵庫県のいろいろな地域の民話を朗読しました。朗読する民話はファン投票で決めていく方式で、民話が決まったあとは毎回アナウンサーの永田早紀さんからオンライン会議で朗読テクニックのアドバイスをいただきました。
みいちゃんのご縁
みいちゃんのご縁として、これまでにみいちゃんが携わってきた様々なお仕事を色分けして表現しています。
水色:公演からセトラブ企画まで様々なSTU48の活動
橙色:声のお仕事のスタート地点「ラジオ」
緑色:『虹色えんぴつ』から始まった「朗読」
紫色:舞台・朗読劇・映画など「お芝居・演技」
青色:テレビや雑誌などの「メディア」
赤色:ラジオ番組で語った趣味の「アニメとマンガ」
黄色:みいちゃん
みいちゃんは、関係者の方々のご支援をいただきながら、1つ1つのお仕事に全力かつ丁寧に取り組んできたことによって、1つの点から広がって円ができ、そこから生まれたご縁がさらに別のご縁にも繋がっていきました。
これからも、みいちゃんの真摯な姿勢が新しい縁を生み、広がり、次へと繋がっていくと私たちは信じています。
記念品
クリアファイル
クリアファイルでは、横断幕に使用した みいちゃんのイラストの全身版のイラストです。
さきほどご紹介したフライヤーを、このクリアファイルの中に入れると、コマ割りの上に みいちゃんのイラストが重って、横断幕と同じコンセプトの1枚絵になるという仕掛けになっています。
気づいていただけましたか?
チケット
みいちゃんの生誕祭は2年ぶりの有観客で開催されました。
有観客公演への来場記念として、48グループと同じデザインの紙チケットを作成してお配りしました。
座席番号は「みなみ」から「373番」、シリアル番号はみいちゃんの生年月日、価格は「priceless」になっています。
しおり
ここまで紹介してきたとおり、この1年でみいちゃんが携わったお仕事は「本」に縁のあるものが数多くありました。
そこでフライヤーと同様に「本」にちなんで「しおり」を作成しました。
表は横断幕のデザイン、裏は紙チケットのデザインになっています。
メッセージカード
みなさまにみいちゃんへのお祝いメッセージを書いていただいたメッセージカードは2タイプ。
通常の名刺型のカードと、みいちゃんの仲間たちの形をした型抜きのカードを作成しました。
型抜きのメッセージカードは「えん」にちなんで「円形」にできないか?という提案が始まりでした。話し合いを重ねていく間に「本型」や「もけちゃん(※)型」などの案が出てきて、みいちゃんに縁のあるキャラクターの形をしたメッセージカードが生まれました。
※:「もけちゃん」はみいちゃんが愛用する抱き枕。「おかえり園田くんシリーズ」の「戸田」にみいちゃんが命名しました。
生誕Tシャツ
みいちゃんデザインの公式生誕Tシャツとは別に生誕委員デザインのTシャツも作成しました。
表面はみいちゃんから延びた運命の赤い糸に「縁によって私たちは出会えましたね」の意味の英文をデザインしました。
背中襟元にはウェルカムボードと同じ2匹の猫が「23」を作っているイラストです。
Tシャツは、みいちゃんのご家族と全メンバーにお贈りしました。みいちゃんの甥っ子ちゃん用は今年も子ども用サイズのものを用意しました。
ファンからのお手紙
最後に生誕祭でみいちゃんに贈ったファンからのお手紙を掲載します。
みいちゃんへ 23歳のお誕生日おめでとう!
今年の生誕祭は2年ぶりの有観客、そして誕生日当日での開催ですね!
今日、直接参加できなかった方々も含めて、こうしてみんなでみいちゃんのお誕生日をお祝いさせてくれて、本当にありがとう。
さて、22歳の一年、みいちゃんにとってどんな一年でしたか?
振り返れば、2020年から始まったコロナ禍から早いもので約2年が過ぎようとしています。
今まで当たり前だった、人と人との距離を縮めることがこんなにも難しくなってしまうなんて、これまで全く想像すらしていませんでした。
会いに行けるアイドルでいられない、、、それがどれほど辛いものか。私たちには想像できないほどの苦悩があったと思います。
自粛期間の会えない淋しさは、みいちゃんも、そして私たちも、胸が苦しくなるほど辛いものでしたね。
だからこそ、この一年は、「人と人とのつながり」の尊さを一緒に噛み締めた時間だったのではないかと思います。
昨年の秋から始まったオンラインお話し会。不慣れな画面越しでのお話に最初は少し戸惑いましたが、それでも久しぶりにみいちゃんとお話しできてることが、何より嬉しかったです。
また、昨年の生誕祭をはじめ、無観客での開催が多かった公演や様々なイベントなどでも、直接会える機会も増えてきました。 そして、夏にはリアルお話し会で再会しましたね。感染対策を徹底した中ではありましたが、直接 目と目を合わせてお話しできる。そのしあわせを噛み締めました。会場に流れるSTUの楽曲、色 んなところから聞こえてくる笑い声。昔の握手会の雰囲気が戻ってきたようで、胸が熱くなりました。
いつもファンのことを大切に想ってくれて、お洋服も、メイクも、髪型も、全部こだわって、私たちに色んな可愛いみいちゃんを見せてくれました!
たくさんの愛を届けてくれて本当にありがとう。
そして、もう一つ忘れてはいけないのが、みいちゃんの”声”。
今年の書き初めにも書きましたよね。
この一年は声にまつわるお仕事をたくさん経験し、より一層その武器に磨きがかかりましたね。
Kiss FM KOBEさんでの初冠ラジオ『虹色えんぴつ』では合計45もの作文を朗読し、みいちゃんの 温かく優しい声色にいつも癒されていました。
また、同じくKissさんでの『STU48の瀬戸胸』では、みいちゃんが愛する漫画やアニメを自分の言葉で語りましたね。その”声”が作者の方にも届いて、嬉しいご縁もたくさん生まれました!みんなで一緒に喜び合ったのも良い思い出です。
みいちゃんのスキルに更に磨きをかけるきっかけになった、セトラブさん、Kissさんとのコラボで兵庫の民話を題材にした朗読。永田アナウンサーからの生の貴重なアドバイス、すごくためになりましたね。めきめきと力をつけるみいちゃんに私たちファンはいつも驚かせられていましたよ。
そして、これまでの一つの集大成となったのが、READPIAさんとのコラボで実現した「朗読劇」でしたね。これまで学んできたこと、試行錯誤を繰り返してきた経験、そのすべてが肥やしとなり、後輩からも頼りにされていましたね。本番でのみいちゃんの凛とした立ち姿、とてもとても美しいかったです。
みいちゃんのおかげで、これまでにない新たな世界を見ることができました。本当にありがとう。
たくさん嬉しい出来事があった一方で、悔しい思いも数えきれなきくらいしてきました。
おてがみい(みいちゃんのモバメ)では苦しい胸の内を明かしてくれたこともありましたね。その度にみいちゃんは、「悔しい思い、悲しい思いをさせてごめんね」っていつも言ってくれますよね。みいちゃんの気持ち、痛いほどよく伝わってきます。
でも、そんなに謝らなくてもいいんですよ。
だって、私たちはみいちゃんの家族なのですから。
嬉しいときも、悔しいときも、ありのままを一緒に共有したいのです。
みいちゃんの優しく、思いやりあふれる人柄。
そして、一度決めたら最後までやり抜くひたむきな姿に、いつも心奪われています。
こんなに一生懸命頑張っている子を応援せずにはいられません。
一度はまったら抜け出せない、恐るべき『みいひん沼』です笑。
みいちゃんに巡り会えただけで、好きになれただけで十分すぎるくらい”しあわせ”です。
いつも本当に本当にありがとう。
最後に、本当は直接”声”に出して伝えたいけれど、まだそれは叶わないので、代わりにこのお手紙にみいちゃんを応援する全ての想いを込めて、エールを送ります。
(せーのっ!)みいちゃん、がんばれーーーーーーーっ!
私たちファンは、いつでもみいちゃんの味方です。
23歳の一年が、みいちゃんにとって最高に”しあわせ”なものになりますように。
石田みなみファン一同より